銀行を辞めたい

就職転職

現在の就職先に不満をもっていたり、心身共に辛かったり、ステップアップのため、やりたいことを仕事にするためなど、様々な理由で銀行を辞めたいと考えると思います。ここでは実際に転職を考えているが、決断できない、二の足を踏んでいる方などに向けて、私の考えをお示ししたいと思います。

選択肢を広くもつ

これは今の職場、就職先に一定期間いることで今後の選択肢が狭まるかどうかを考えることです。大企業であれば3年、5年、10年といれば、自身の自己啓発、能力開発とともに他で得ることのできない大企業ならでは、業界ならではの経験というものが得られるでしょう。

そのため、そのような場合であれば20代、30代であれば選択肢はより広がるのではないでしょうか。転職時などにおいても十分有利にはたらくことがあるのではないかと考えられます。

単純作業を永遠に続けている、工場で働いておりこの先何年続けたとしても何の能力も身に付かないなどであれば、時間が立てば経つほど選択肢は狭まっていく可能性が高くなるので、すぐにでも行動するべきかと思います。

まずは自分をよく見つめ直し、自身の能力・経験などが他者と比較しどの程度の位置にいるか、単純には比較できないと思いますが、市場においてどのような評価が得られるか見極めて見てください。そのためとりあえず、今の会社を辞めてから考えるというのはおすすめはしません。

ただし、心身共に健康であることが大前提です。それらが非常に危うい状況であれば、一度立ち止まり回復を優先させてください。銀行に勤めていてよくあるのが、ストレスなどから心が病んでしまって何もやる気がなくなってしまうことです。そのようなことには絶対ならないように。

また転職エージェントを利用し、専門家に客観的に自分を見てもらうのも一つの手かと思います。ただし全てを鵜呑みにしないように、自分自身で情報の取捨選択をしてください。

転職エージェントは情報収集を行うには非常に効率的に、忙しい社会人にとって有用かと考えます。(私自身はビズリーチの利用経験があります)

今転職しないとそのやりたいことはできなくなるのか、今の仕事を辞めないとやれなくなることなのか、例えば資格の勉強や、プログラミングの勉強や、専門学校、大学院に通うなどの選択で迷う場合なども、選択肢を広く持つ上では、とりあえず仕事を続けながらやってみることをおすすめします。

本当にやりたいこと、熱中できること、目指す未来があれば、自分の時間を犠牲にしてもある程度はできるはずです。

多くの価値観に触れる

社会人、特に会社に就職すると多くの時間をその会社の上司、先輩、同僚と過ごすことになります。長くいればいるほど居心地がよくなる反面、その会社の常識にしばられていきます。同じような価値観、考え、理念などを持つように育成されていくからです。

悪くいうと洗脳です。そのうちに自分の想いや、気持ちも冷めていき、本当にやりたいことや考えを忘れていってしまうことがあると思います。

銀行は特に年次があがると、同世代の人たちよりも待遇面ではかなり良くなっていくことも一つの要因かと思います。ただ、転職時において前職の年収はみられますし、年収が高い方が待遇の交渉もしやすくなるので銀行にいる間に年収をあげておくことは悪いことではないです。

そのため様々な意見、価値観を取り入れられるような環境を自分でみつける、確保しておくことです。例えば学生時代の友人と定期的に飲みに行く、異業種交流会やスポーツサークルなど他のコミュニティに参加してみるなどです。

やらない後悔よりやってみる後悔

最終的には人はどの道に進んだとしても後悔する生き物だと思います。全く後悔の無い人生を歩んでいる方は少ないのではないでしょうか。

歳を取るとなかなかチャレンジすることができなくなります。その時にどんなに幸せだとしてもやりたいことにチャレンジしなかった、出来なかったことに後悔してしまうのではないかと思います。何かを決意、決断する時は、やらないでいる後悔よりやってみて感じる後悔を選択してみてはどうでしょうか。

親の反対、周囲の引き留めなどに対しても、色々な意見を取り入れてみるのは良いでしょう、ただ決断を他人に委ねてはなりません。

自分の人生です、他人が言う通りに生きると絶対に後悔するでしょう。

未来の自分の気持ちが変わらない時

ただし、先ほどのやらない後悔よりやってみる後悔とは言葉では簡単にいえてしまいます。頭では誰でも考えれることですし、誰もがその基準のみで選択できるのでしたら、迷う人なんか存在しなくなるでしょう。

そこで私自身は、1年後、3年後などと期限を決め、今時点での考え、想いや、決意が変わってなければ迷わず、新しい道や選択肢をとるように考えてみます。

その期限は自分自身で決めます。その期限が短い人ほど、やらないと後悔する事象であることの可能性が高いのかなと思います。

やりたくてやりたくて仕方ない、そんな気持ちなのかなと。逆に3年後などを期限にする方は、今の置かれてる状況も悪くない、3年後でもまだチャレンジできる、選択できる道なんだとおもいます。じっくり迷わないと逆に後悔するタイプなのかもしれません。

最後に、色々なことを考えることは良いことですが、それと同時に目の前の仕事には全力で、精一杯取り組んで下さい。目の前のことにしっかりと取り組めないのであれば、将来のこともしっかり取り組めないと思います。

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